久しぶりにFFをプレイして感じたこと

近年、過去に発売されたゲームのリメイク・リマスターが次々に発売されています。

 

先日、私も久しぶりにファイナルファンタジー、通称FFをプレイしたくなりPS4でリマスター版のFF9を購入しました。

昔の思い出を頼りに、個性豊かな仲間たちと冒険するのはとても楽しく、あっという間にに時間が過ぎていきました。

ゲームを終えたときにはFF9が名作であるとしみじみと感じました。

 

しかし最新作であるFF15は国内ではあまり高い評価を得られていません。

私も少しプレイしましたが、途中で飽きてストーリーのネタバレを動画で見てしまいました。

 

なぜFFはつまらなくなったと感じられてしまうのでしょうか?

 

私がFFに違和感を覚え始めたのはFF12からです。

 

FF10をプレイしたとき私は次のFFにも大きな期待をしていました。

そして今までのFFをプレイするときと同じような気持ちでFF12をプレイしました。(FF11はオンラインのため未プレイ)

 

最初はガンビットというシステムの面白さにハマり、中盤までは楽しんでプレイできました。しかし途中からシナリオが退屈に感じ始め、すっきりしないままクリアしました。

 

次のFF13もシステムは新鮮で面白いと感じましたが、シナリオにイマイチ没入できずに終わってしまったのです。

 

私は「FFはどんどん進化しているのに物足りないように感じるのか」という疑問を持ち始めました。

 

この疑問について考えるときには、ドラゴンクエスト、通称ドラクエ(以下DQ)が大きな鍵となります。

 

今までのDQのナンバリングタイトルは、どれもターン制のコマンドバトルで大きな進化はしてきませんでした。

それはDQ11も同じで、プレイしていて特に新鮮さは感じません。

 

しかしFFの最新作であるFF15が酷評される一方、DQの最新作DQ11は高い評価を受けています。

 

これはDQが「子供から大人まで楽しめる作品」であるからだと思います。

 

DQはシナリオの考察などせずに楽しむことができて、主人公の立場になって冒険することができ、子供も大人も一人の少年(少女)になって楽しむことができる作品になっています。

 

しかし近年のFFは、自分たちとはかけ離れた美形たちが、複雑な大人の事情に苦悩するという、ゲームをする少年たちが没入しにくい設定になっています。

 

FF12の国家間の争いや、FF13の政府があーだこーだというシナリオでは大人も童心に返って楽しむことができません。

 

日本人が求めているものとFFには大きなズレが生まれてしまったのかもしれません。

 

もう以前のようなFFはプレイできないのでしょうか...

やっぱつれぇわ...